- 矯正歯科
- カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)
- デジタル印象採得装置(口腔内スキャナーiTero)
- 取り扱い矯正装置
- 目立ちにくい白いワイヤーによる矯正
- 矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について
矯正歯科
髙橋歯科・矯正歯科クリニックで矯正治療を行うのは、大学病院で多くの知識と技術を身に着けた経験豊富な矯正歯科を専門とした歯科医師です。患者様一人ひとりのお口の中の状態や症状に合わせ、虫歯や歯周病治療と同時進行で矯正歯科治療を行うことも出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
成長期の小児の治療
成長期の小児の治療では、顎の骨の成長・発育コントロールや永久歯が綺麗に生え揃うように誘導を行います。固定式の矯正装置、もしくは取り外し可能な矯正装置を使い、症例によっても異なりますが2~4年ほどの治療期間がかかります。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)
取り外し出来るマウスピース型矯正装置を使った矯正方法です。
インビザラインシステムは世界中で圧倒的な治療実績を持つマウスピース矯正です。アメリカのアラインテクノロジー社で1997年に開発されてから、2018年9月時点で世界100カ国以上、600万人を超える人がカスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)による治療を受けてきています。今まで蓄積されてきた膨大な治療データによって現在でも進化し続けている矯正システムであるカスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)は信頼性の高いマウスピース矯正システムであり、治療技術についても確かなガイドラインを有しています。
※カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)の特徴
1. 透明だから目立ちにくい
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)は透明なため目立ちにくく、日常生活を送る上で周囲に気付かれてしまうことがほぼありません。見た目を気にすることなく快適に矯正治療を行うことが可能です。
2. 取り外し可能で衛生的
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)ではマウスピースを1~2週間ごとに交換します。そのため、常に清潔な状態で使い続けることが可能です。
3. 痛みが生じにくい
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)の歯の移動距離は1回のマウスピース交換で0.25mmと、優しい力で歯にダメージを与えにくくなっているため、痛みが生じにくいという特徴があります。
4. 身体に優しい素材
ワイヤーを使用することがないため、誤ってお口の中を傷つけてしまうということがありません。また、カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)は医療用プラスチックで作られていますので身体に優しく、アレルギーの心配もありません。
5. 簡単に型取り出来る
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)で必要な型取りは、光学スキャナーを当てるだけで簡単に行うことが出来ます。また、治療で使うマウスピースはデジタル印象採得装置(口腔内スキャナーiTero)による型取りデータと治療計画をもとに全てまとめて製作されます。
6. 通院回数が少ない
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)は1回の型取りで済むため、型取りのために何度も通院するなどの手間がかかりません。更に、マウスピースは予めお渡ししたものを1~2週間ごとにご自身で交換していただくため、通院は4~6週間に一度程度になるなど、通院回数も少なくなります。
デジタル印象採得装置(口腔内スキャナーiTero)
歯にレーザー光を当てて、歯の形を計測しスキャンすることを「光学印象」と言います。レーザー光を当てて居る時はほとんど感覚がない状態に近いですが、光が当たっているような感覚を感じることがあるかもしれません。スキャンした歯型はモニター上で確認することも出来ます。
治療期間の短縮が可能
光学印象の再現性の精度は、弾力性印象材を使った今までの型取りと比較するとおよそ10倍(アラインテクノロジー社調べ)にもなるため、より正確なマウスピースを作ることが出来ます。精度の高い、歯にしっかりとフィットする精密なマウスピースは効果的に歯に力を与えていくため、治療期間の短縮が期待出来ます。治療開始前に3Dシミュレーションで治療後の歯並びの確認が出来るアウトカム・シミュレーターによって治療結果の視覚化が可能です。矯正相談の際に、デジタル印象採得装置(口腔内スキャナーiTero)によってスキャニングした3Dシミュレーション画像を患者様にご確認いただくことが可能です。カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)での矯正治療がどのように進んでいくのかということや、ご自身の歯並びが治療後どのようになるのかということを目で見てご確認いただけるだけでなく、データとしてスマートフォンにお送りすることも可能ですので、シミュレーション画像をご覧いただきながらご自宅でご家族とご相談いただくことも出来ます。そのため、「矯正治療をした後の歯並びはどうなるの?」「マウスピースで本当に歯並びを綺麗することが出来るの?」という不安や疑問を取り除き、安心して治療を受けていただくことが可能です。
輸送時間を大きく短縮
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)では、アメリカのアラインテクノロジー社に発注を行いますが、かつては国際宅急便を使って取った歯型を海外へ送っていたため、日本に返送されるまでは1ヶ月かかることもあり、型取りからカスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)の受け取りまでかなり時間がかかってしまっていました。しかし、デジタル印象採得装置(口腔内スキャナーiTero)の場合、スキャンした歯型の情報はデータとしてすぐにアメリカに送ることが出来るため、発送と返送にかかる時間を大きく短縮することが可能となり、スムーズに矯正治療を始めることが可能となったのです。
取り扱い矯正装置
セラミックブラケット(表側矯正・頬側矯正)
「金属製の矯正装置は目立ってしまうのが気になる」と矯正装置の見た目が気になる方には、目立ちにくい装置をお勧めしております。白いセラミック製のブラケットを歯の表面に装着するセラミックブラケットでは、ワイヤーの力によって徐々に歯を移動させていきます。
歯の色とブラケットの色が似ている為、金属のブラケットのように目立つことなく矯正治療を行うことが出来ます。セラミックブラケットの場合、費用面ではメタルブラケットよりも少し高くなりますが、メタルブラケットと同じように様々な症例に対応しています。
リンガルブラケット(舌側矯正・裏側矯正)
歯の表面ではなく裏側(舌側)に矯正装置を装着して歯並びを整えていく矯正治療法をリンガルブラケットと言います。矯正装置が周りから見えないため、矯正装置が見えるのは抵抗があるという方にもお勧め出来る矯正装置です。リンガルブラケットでは矯正装置が舌に触れるため、矯正を開始したばかりの頃は違和感を感じることがあります。
歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正(歯科)治療
矯正治療専用のインプラントを一時的に埋め込み、それを支点として矯正治療を行うのがアンカースクリューです。従来の矯正治療方法に比べて短期間で効率的に歯を矯正することが可能です。
一般的な噛むためのインプラントとは違い、短く細い矯正インプラントは埋め込む際にもほぼ出血や痛みがありません。
目立ちにくい白いワイヤーによる矯正
歯列矯正用アタッチメント (TP MXi セラミックブラケット)という歯の色に馴染むため装着していることが気づかれにくい装置と、歯列矯正用ワイヤー(ホワイトワイヤー、TP ステンレスワイヤー)を使用しております。
ワイヤーも白いからとにかく目立ちにくい!
矯正に使用するブラケットもワイヤーも歯や肌と自然に馴染む色合いをしているため、矯正治療を行っているということが周囲の人から気付かれません。素材が変わっても矯正方法自体は従来の表側矯正と同じなため、確実な結果を得ることが出来ます。ブラケットやワイヤーなど矯正装置の素材がセラミック、プラスチック、ホワイトワイヤーなどに変わっても、矯正方法そのものは基本的に従来の表側矯正と同じです。表側矯正は数ある矯正治療法の中でも長い歴史があり、臨床数も多い矯正治療法のため、安心して治療を行うことが出来ます。
美しく快適な治療を
矯正治療中に見た目が悪くなってしまうのは仕方のないこと。治療が終わるまで少しの間の辛抱…と我慢しながら矯正治療を行うというのはもう昔の話です。現代の矯正は、見た目にも美しいため治療中も快適に過ごすことが出来ます。ホワイトワイヤーは美しく快適な矯正治療を実現します。
ホワイトワイヤーのメリット
その1.目立ちにくい
矯正治療の大きなデメリットとも言えるのが、矯正装置が周囲に見えてしまうということ。歯並びの乱れと同じように、目立つ矯正装置をつけて毎日の生活を送るというのは周囲の目が気になってしまいますよね。中には笑顔になる時に隠すようにお口元に手が伸びてしまう方もいらっしゃるようです。しかし、目立ちにくいホワイトワイヤーならば周囲に矯正していることを気付かれることなく快適に日常生活を送ることが出来ます。
その2.治療期間が変わらない
矯正装置の素材が目立ちにくいものに変わっても、矯正期間は変わりません。美しい見た目で、従来の表側矯正と全く同じ治療法や治療期間、治療後の出来栄えを得ることが出来ます。
その3.実績ある確立された治療法である
矯正歯科治療の中でも最も一般的な表側矯正は長い歴史を持ち、治療法も確立されています。ホワイトワイヤーは言わば、高い信頼性はそのままに素材が進化した表側矯正です。確立された治療法のため安心して治療を受けていただくことが出来ます。
その4.おしゃれで素敵な矯正
ホワイトワイヤーはオシャレで素敵な矯正装置のため、もしも誰かに矯正装置だということを気付かれたとしても「素敵ね」と褒められやすいです。
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
矯正歯科治療の一般的な治療期間は小児予防矯正治療として小学校の間、本格矯正治療(中学生以降)としておよそ、2年半から3年、通院回数は4~6週に一度程度で本格矯正治療の方は24~36回程度です。
矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
※カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は、保険が適用されないため、自費診療となります。